Ubuntu18のAnaconda、Python3.7で、FastAPIの環境を構築する

目次

環境確認

  • Ubuntu 18.04.6 LTS
  • Anaconda 4.6.2
  • Python 3.7

FastAPIが動作するPythonのインストール

  • Ubuntu 18のデフォルトのPythonのバージョンは、Python 3.6のため、FastAPIの動作に必要なPython 3.7をインストールします。
  • Python 3.7の仮想環境を用意します。
$ conda create -n py37 python==3.7
  • 環境構築の最後に、仮想環境の起動、停止のコマンドが表示されます。
# To activate this environment, use
#
#     $ conda activate py37
#
# To deactivate an active environment, use
#
#     $ conda deactivate
  • Python 3.7の仮想環境を起動します。
$ conda activate py37
  • FastAPIのインストール
(py37)$ pip install "fastapi[all]"
  • uvicorn(ASGIサーバー)を起動します。
  • FastAPIのインストール時に、uvicornは一緒にインストールされています。
(py37)$ uvicorn main:app --reload
  • Swagger UIによるAPI ドキュメントの確認
  • http://127.0.0.1:8000/docs にアクセスしますが、何も表示されません。
  • ReDocによるAPI ドキュメントの確認
  • http://127.0.0.1:8000/redocs にアクセスしますが、エラーが表示されます。
  • ブラウザは、Chromeを使っていたので、Firefoxを試してみます。
  • どちらも正常に表示されます。
  • Firefoxは最新バージョンでした。
    • Firefox Version 104.0, first offered to Release channel users on August 23, 2022
  • Chromeの問題のようです。

Chromeのバージョンアップ

  • Chromeのバージョンを確認します。
    • 68.0.3440.84
    • かなり古いバージョンのままでした。
  • sources.listを確認します。
    • /etc/apt/sources.list.d/google-chrome.list
$ more /etc/apt/sources.list.d/google-chrome.list
### THIS FILE IS AUTOMATICALLY CONFIGURED ###
# You may comment out this entry, but any other modifications may be lost.
# deb [arch=amd64] http://dl.google.com/linux/chrome/deb/ stable main # bionicへのアップグレード時に無効化されました
  • deb [arch=amd64] http://dl.google.com/linux/chrome/deb/ stable main が無効化されていました。
  • コメントアウトを解除して有効化し、パッケージのアップデートを行います。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
  • Chromeのバージョン確認します。
    • バージョン: 105.0.5195.125(Official Build) (64 ビット)
  • Chromeでも正常に表示されるようになりました。
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この記事を書いた人

次男が高校ラグビー部での活動を終え、卒部を迎えました。これで、長男、次男ともに中学での野球部、高校でのラグビー部の活動が全て終わりました。9年間怪我をしながらも無事にやり切りました。小学校のソフトボールも入れると15年にもなりました。息子たちも大変でしたが、親も休日は部活動の送迎、応援、動画撮影、編集にと忙しくも楽しい時間を過ごすことができました。

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