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illustratorは素晴らしい機能が山ほどあるのですが、古いバージョンに慣れ親しんだベテランほど
便利な機能を実は知らなかったりします(私もそうです…)
そんな私でも日々の業務で使用する中でこれは便利だな、と思った機能をご紹介したいと思います。
目次
イラレはコントロールパネルやダイアログボックスで数値計算ができる
結構前から実装されていたようですが、私はつい最近知りました。
下記の記号を使ってコントロールパネルなどに数値を入力すれば、ボックス内で簡単な計算ができます。
- +(加算)
- –(減算)
- *(乗算)
- /(除算)
- %(百分率)
例えば、テキストを16px、高さを1.8に設定したいなと思う場合、
コントロールパネルの行送りのボックスに「16*1.8」と入力してReturnキーを押します。
![](https://tech-blog.tomono.jp/wp/wp-content/uploads/2020/08/img01.png)
![](https://tech-blog.tomono.jp/wp/wp-content/uploads/2020/08/img02.png)
今までいちいち電卓を叩いていたのはなんだったのか…。
アートボードなどオブジェクトのサイズを変更する場合は
どこを基準に変更するか決める
DTPでは作成したアートボードを後で変更することはほとんどありませんが、
Webのデザインではアートボードのサイズをよく変更します。
アートボードツールをクリックして直接伸ばしてもいいのですが、1pxとか2pxとか
小さい数値だといまいちちゃんと吸着したのかよくわからない時があるので、
その場合はコントロールパネルに数値を入力します。
サイズを変更する場合はアートボードのどこを基準にするか決めてから変更します。
例えばアートボードを下に10px伸ばしたい場合。
![](https://tech-blog.tomono.jp/wp/wp-content/uploads/2020/08/img03-1024x61.png)
基準点を決めていないと意図しない方向にサイズが変わってしまいます。
最後に
タイトルにイラレの小技と書きましたが、Photoshop、インデザイン、XDでも同様のことができます。
おそらくAdobe製品全般できるのではないかな、と思います。